元看護師が看護師以外の仕事へ転職するときに使った転職サイト【Wantedly】

この記事では、看護師が看護師以外の仕事へ転職するときに使った転職サイトについてレビューしています。

私は看護師以外の仕事へ転職するときにWantedlyを使いました。

この記事を読むと下記の希望が叶うでしょう。

・看護師以外の仕事へ変えたい

・働き方(正社員、副業、業務委託、パート等)から仕事を選びたい

・採用面接前に会社の人と話してみたい

Wantedlyの特徴

出展:Wantedly

 Wantedlyとは「共感採用」を重視している転職サイトです。

Wantedlyの特徴
・応募前のカジュアル面談に参加できる
・医療系民間企業の募集も掲載されている
・正社員、副業、パート、業務委託、フリーランスで求人検索できる


看護師以外の仕事へ転職したい看護師にとってwantedlyは、働き方から選べる検索方法で、副業からでも挑戦しやすい求人が揃っています。

さらには、会社の創業ストーリーや事業内容が掲載されるので、採用側と求職者の会社に対する認識のすり合わせをしやすくなっています。

よく見かける業種

・ライター、編集

・マーケティング

・デザイナー

・カスタマーサクセス

・コンサルティング

・エンジニア

実際に、私はwantedlyで看護師資格を活かして生活習慣病予防に取り組む企業へ転職しました。

またフリーランスライターの仕事に応募してときどき案件を引き受けています。

働き方から仕事を探せるので、副業や複業に関心がある看護師にとって利用しやすい転職サイトです。

Wantedlyを使ってよかったと思っていますがもちろん気になるところもあるので、wantedlyの使い方や注意点も合わせてまとめていきます。

wantedlyを使うメリット3つ

メリット1. 働き方で求人検索できる

Wantedlyを使うメリット1つめは、働き方で検索できることです。

一般的な転職サイトでは職種から探すのが主流ですが、wantedlyの検索欄はこちら。

働き方職種」の順に設定するため働き方に意識が向くようになっています。

wantedlyで求人を探すときの主な項目
働き方|職種|地域|特徴|おすすめ

これらを組み合わせて細かいニーズに合う検索ができて、その中でも働き方の項目は以下のように分かれています。

働き方の項目

中途|副業|フリーランス 
パートタイム・契約|新卒|学生インターン

こういった働き方で検索することで下記のことが可能になります。

・看護師から中途で看護師以外の仕事へ転職する

・看護師をしながらフリーランス(業務委託)や副業にチャレンジする

完全に看護師から離職するか迷いがあっても、状況に合う働き方と仕事を見つけられる可能性があるのです。

メリット2.どんな会社か詳しく書いてある

Wantedlyを使うメリット2つめは、どんな会社か詳しく書いてあることです。

検索でヒットした会社の募集ページを開くと、以下の内容に沿ってどんな会社なのかを知ることができます。

  1. なにをやっているのか
    企業が提供する事業について
  2. なぜやるのか
    会社・事業の存在理由
  3. どうやっているのか
    職場環境、仕事の仕組み
  4. こんなことやります
    募集の経緯、業務内容

共感採用」に特化している転職サイトなだけあって、創業ストーリーに触れる企業もあり、共感力が高めの人にとっては、読み応えがある内容です。

ちなみによく見かける看護師の転職サイトに記載されている内容は下記に留まることが多いでしょう。

・病院(施設)の形態
 2次救急指定/特別養護老人ホーム など

・所在地

・労働条件等 

Wantedlyでは設立ストーリーや事業の存在理由も記載されているため新鮮に感じられるでしょう。

メリット3.求人へ応募する前にカジュアル面談ができる

Wantedlyを使うメリット3つめは、求人へ応募する前にカジュアル面談ができることです。

最近では看護師の転職でも、応募前の施設見学をさせてもらえるところは増えています。

それでも受け入れる側の負担もあってすべての施設で対応してもらえるとは限りません。

多くが施設見学と採用面接セットになっていて、よく分からないなりにも、捻りだして取り繕った志望動機を伝えたことがありませんか?

お互いをよく理解できていない状態でいきなり採用面接に臨むと、就職してからミスマッチや早期退職がおきるデメリットがあります。

企業側としても、人材が定着しないのは経営コストの観点からも見過ごせないことです。

そこでwantedlyのカジュアル面談は相互理解の機会として活きてくるのです。

カジュアル面談とは

企業が候補者を「見極める」ことを目的とした面接とは異なり、企業と候補者、お互いを「理解する」ことを目的とした機会のことです。お互いが知りたいことを共有し合い、理解が深まることで、採用/入社後の活躍や定着につなげることができます。

”wantedly-inc カジュアル面談とは”より引用

カジュアル面談ってこんな感じ

実際にオンラインでカジュアル面談を受けたときの流れをまとめてみました。

①話を聞きに行きたいボタンを押す


②チャットで日程調整


③GoogleMeetやZoomでカジュアル面談へ

 ・応募前なので給与面は聞くのを控えた

 ・入社してよかったと思ったところ

 ・仕事のどんなことが大変か

 ・仕事の仕組み

リモートワークの会社だったのでどんなシステムを使っているのか可能な範囲を見せてもらいました。

面談をしていただいたことへ感謝を伝え、選考に進むか否かはその場もしくは後日連絡することになります。

私はその場で選考に進むことを伝えました。

カジュアル面談の目的である相互理解ができたなと実感できたので参加してよかったです。

wantedlyを使うときの気がかりなこと3つ

気がかりなこと1.労働条件が掲載されていない

Wantedlyを使うときの気がかりなこと1つめは、労働条件が記載されていないことです。

使い始めたときからずっと気になっていたことでもあり、正式に応募するときの不安材料になりました。

労働条件を掲載しない理由は公式サイトでも触れられています。

「共感」や「やりがい」を重視した
採用活動・転職活動をするため募集には給与や福利厚生や待遇を掲載することはご遠慮いただいております。
遅くとも正式な選考過程における初回の面接( 電話面接やビデオ面接を含む )までの間に、労働条件等を明示するようお願いします。

給与労働条件などはいつから明示するべきですか より引用

公式サイトではこのように触れられているので面接中もしくは内定を受ける前にこちらからも条件面は確認していきましょう。

気がかりなこと2.転職サポートは受けられない

Wantedlyを使うときの気がかりなこと2つめは、転職サポートを受けられないことです。

基本的に自分から企業へコンタクトを取っていく必要があります。

なぜならwantedlyは転職SNSの側面があり、エージェントは介入せず、共感を介して企業と人が繋がっていく仕組みだからです。

つまり看護師の転職会社のように登録するとすぐ電話がかかってきたり、転職を勧められることは一切ありません。

その代わり、以下のことを主体的にやっていく姿勢が必要です。

・プロフィール登録

・求人検索

・企業へカジュアル面談を申し込む

・応募

・入社手続き

Wantedlyを使いこなせる人の特徴

・自分のペースで転職活動したい

・自主的に転職活動を進められる

・転職エージェントは要らない

・気軽にいろんな企業と話したい

裏を返せば初めての転職でサポートを受けながら進めたい方は、転職エージェントがいる転職会社を使うほうが合っているでしょう。

気がかりなこと3.メディカル系の求人は少ない

Wantedlyを使うときの気がかりなこと3つめは、メディカル系の求人は少ないことです。

求人検索において下記のワードで検索したところ

🔍「職種:メディカル系 分野:看護師」

2024年6月現在、保健師資格が必要な保健業務の求人2件だけでした。

少し検索範囲を広げて🔍「職種:メディカル系」とすると下記の検索結果が出ました。

関連するベンチャー企業の求人が15件

・医師

・管理栄養士

・保健師

・CRC CRA

・法務薬事

・理学療法士

このようにメディカル系求人は医療職専門の転職サイトと比べると少ないです。

メディカル系以外の求人内容

他にどんな職種求人があるかというと下記の通りです。

・ライター、編集

・マーケティング

・デザイナー

・カスタマーサクセス

・コンサルティング

・エンジニア

これらは数えるのも大変なほどたくさん出てきます。

このことから看護師として就職するというより、看護師以外の仕事へ転職したいときに使うサイトと言えるでしょう。

Wantedlyを使うときの採用までの流れ

それでは実際に経験したカジュアル面談後の採用までの流れを紹介します。

・面接に進むか否かの連絡

・履歴書、職務経歴書を送る

・GoogleMeetで面接

・内定通知を受ける

・労働条件等を確認する

・内定受諾

・入社手続き

カジュアル面談から面接に進んでみてどうだったか

自宅でオンライン面接は自然体で行けた

オンライン面接は初めての経験でしたが、自宅で受けられたこともあり慣れた環境で自然体で臨めたのは新鮮でした。

カジュアル面談で志望動機が深くなった

事前に会社の事業内容など聞けたことで下記のことを整理して臨めました。

・自分のスキル棚卸し
・その会社で働きたい理由
・会社が求めていることにどこまで答えられるか

整理して伝えられたので無事内定をいただけたと思っています。

wantedlyで看護師以外の仕事へ転職したその後

看護師資格を活かしてリモートワーク

2024年現在、生活習慣病予防に取り組む企業でリモートワークに就いています。

雇用契約上は看護師としての採用ではなく、カウンセラーです。

そのため、下記の変化はありました。

・看護師よりも収入は下がる

・看護師キャリアはブランクになる

・医療スキルや知識は忘れつつある

こういった側面はありますが、それを上回る充実した生活になりました。

通勤がなくなったので朝はゆったりとコーヒーを飲みながらすごしています。

好きな場所で、自分の生活ペースに合わせて仕事ができることに感謝です。

wantedlyは看護師以外の仕事へ転職したい看護師におすすめ

掲載されている求人内容からすると看護師として就職するよりも、ジョブチェンジしたい看護師におすすめの転職サイトといえます。

・看護師以外の働き方と仕事を探せる

・働き方から仕事を選べる

・採用面接の前に会社の人と話せる

・自分のペースで転職活動できる

興味が湧いたらまずはwantedly無料登録して、求人を探してみるのはいかがでしょうか。


アプリダウンロードはこちら⇩

 https://www.wantedly.com/app